Facility生活養護課

Facility 生活養護課

予防的改善活動への取り組み(ゆうな①)


1月予防的改善活動   
予防処置を必要とする事象=トイレに間に合わず(Nさん、Yさん) 便失禁を繰り返してしまう。

起こりえる不適合の影響と原因の特定=便失禁により不快な状態にある。また便秘や便汚染による感染症も懸念される。

未然防止策の立案=便秘、失禁予防のため、水分(牛乳やオリゴ)の量の調整、トイレ誘導のタイミングを情報収集しながら検討行いました。

評価=便性状は緩く(水様)にて失禁されているNさん。Yさんの朝においての飲み物の調整を行いました。失禁原因として、排泄がないと不安になるスタッフ、オリゴ糖の摂取目安量よりも多く提供「朝出ていないから昼にも」「昼出ていないから夜にも」又、ヨーグルトを頂いてもらう事もありました。
スタッフへ「重要な事として、ご利用者がご自分で訴える事ができるよう取り組んでいくので、オリゴ糖の量を守る事」を伝えました。

Nさん:取り組み前は、便秘1日目、お茶+オリゴ糖 2日目から牛乳+オリゴ糖となっており、オリゴ糖の摂取目安量を超えている事から、便性状が崩れ失禁の状況。そこで、朝は牛乳だけで様子観察するようにスタッフへ伝達。
1/3日、4,6、7、8、10、11、14、15、16、17、19、23、27、29、31日とご本人訴えにて性状(普通~軟)が出ています。11月失禁が13回、12月12回ありましたが、取り組み開始からは失禁もなく、ご自分で訴える事ができるようになりました。

Yさん:取り組み前は便秘1日目からお茶+オリゴ糖と(Nさん)と同様なケアにて失禁(性状=水様)に至る。Nさんと同じく牛乳で経過観察しましたが、あまり効果がなく、朝のみ、お茶+オリゴ糖 観察し、追加のオリゴ糖やヨーグルトはなるべく提供は控えるようスタッフへ伝達。一週間後頃には、ご本人訴えにて性状(普通)が出るようになりました。それからも1/11日、16、18、21、25、27、29日とご本人訴え、性状(普通)が出るようになっています。11月の失禁は13回、12月15回ありましたが、取り組み開始後より便秘傾向にはあるものの、便秘3日目~4日目より出ており、失禁はなくなりました。

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