2月予防的改善活動 対象者:YOさん予防処置を必要とする事象:介助皿を使用し、左手で召し上がっているが(右腕拘縮の為)、食べ零し多い。また、スプーンですくいづらいためか、手づかみ、皿に口を近づけて召し上がっている。食事中の咽込み。起こりえる不適合の影響と原因の特定:食べ零しによる食事量低下、右腕拘縮による姿勢の歪み進行が懸念。また、咽込みによる誤嚥も考えられる。未然防止策の立案:食事時の姿勢修正、使いやすいスプーンの選定、食べ零しの減少と咽込みを予防、軽減。取り組み内容:姿勢がズレる事が頻回にあり、ご本人にあったクッション作り、姿勢保持ができるよう取組む。取組み前は右手の拘縮もあるせいか、左手(健側)に力がかかり傾きが見られています(↓①②)① ② ⇒クッションの活用1、クッションを作成。ご本人が姿勢の保持を行えるようになりました。2、袖付きのエプロンを使用するも、食べ零しにより右手(拘縮)が汚れていた為、袖付きをやめ、普通エプロン使用。ご本人の不快感をなくしました。又、食べているうちに介助皿が回転する為、滑り止めをお皿の下に敷いています。
3、おかずよりも白米がよく落ちている事がわかった。ご飯が固く塊となり、匙から零れ落ちている。そ白米を常食からアチビーへ変更。 4,匙を上手く持つことができず、匙が回転等、ご本人が諦めて手で召し上がる事が見られた為、匙の持ち手に専用具を装着。
ご本人の調子にもよりますが、以前よりも食べ零しの減少、ご本人の不快感を減らせたと思います。これからも継続し暮らしやすい環境づくりを行っていきます。
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